【調査】外国人観光客の人気都道府県TOP10のまとめ

外国人観光客は主に「日本食」を求めていたことが判明!

観光庁の調べにより、外国人観光客の「人気都道府県TOP10」と「何に期待して日本に訪れたか」をまとめてみた。

■2014年日本訪日外客数(1月~9月合算)

日本への観光客は大きくアジアの人々に偏っており、「タイ」までの上位6カ国で全体の観光客の75%を締めている。2014年の訪日外客数では1,300万人程度になると想定されている(※正確な集計がまだ終わってない)

■「何に期待して日本に訪れたか」

どうやら外国人観光客は「日本食を食べること(76.6%)」という理由が大半のようだ。続いて「ショッピング(57.5%)」「自然・景勝地観光(49.7%)」と答えており、ついで「繁華街の街歩き(43.2%)」が多い結果となった。「映画・アニメ縁の地を訪問」のいわゆる聖地訪問も(6.1%)ほどと小さいに見えるが、2014年の訪日外客数が1,300万人程度とされているため、6%といえば78万人規模になる。78万人と考えると意外と多いのかも。

■「全観光客合計で見る人気観光地TOP10」

東京・大阪の2大都市を中心に、関東では千葉(TDL・TDS)・神奈川(鎌倉・横浜・中華街)、関西では京都(歴史遺産)・兵庫(神戸)など近隣の観光色の強い地域へ訪問客が流れているのがわかります。愛知県はちょっと控えめな印象です。アジアの玄関を自称し割と検討している福岡。観光地としての強さを持つ北海道(雪・ウィンタースポーツ)・沖縄(リゾート)や静岡(富士山)も人気で、妥当な印象。

まとめ

日本旅行で、国を選ばず最も人気があるのは「日本食」で、台湾・中国・香港には「ショッピング」が人気のようだ。米国・タイには「日本文化」体験がどうやら人気らしい。
また、アジア圏の観光客には距離が近いという理由からも、リピーターが多いようだ。

というわけで、各国の特徴的な人気観光地を見てきたが。TOP10以下の地方にはまだまだ訪問客が少ないのが現実なので、地方の観光資源の掘り起こしが進んで、より日本の旅を楽しんでもらえるようになることを期待しましょう。

John Garema

John Garema