富田選手の弁護士、同選手が第二の片山祐輔被告になってしまうことを危惧

代理人の國田武二郎弁護士は会見後「決定的な証拠が明らかに
なれば、冨田選手は第二の片山祐輔被告のようになってしまう。」とコメント

10月6日の釈明会見で自ら冤罪を訴えた競泳男子の富田選手。
会見の内容はJOCから全て否定をされ、韓国警察からも「偽りの主張」と訴えられた。

特に注目となっているのが、富田選手がカメラを盗んだ瞬間を捉えたとされる監視カメラ映像。警察官がスマートフォンに保存していた会場プールの4つの映像をJOC本部担当者、通訳の3人で見ており、富田選手と判断。
JOCの平岡英介常務理事は
「(映像で)特定できたから冨田を呼びにいった。 カメラをとって、袋に入れていた。第三者?その姿は確認していない」と話した。また、冨田が警察で映像を確認する前、担当者に窃盗を認めていた事実も明かした。
韓国警察が監視カメラの内容を公表する事態も予想されるが、代理人の國田武二郎弁護士は会見後、「決定的な証拠が明らかになれば、冨田選手は第二の片山祐輔被告のようになってしまう。会見前に彼に何度も確認したが『やっていない』という。彼を信じている」と語った。

異例の展開に、冨田選手を知る関係者も複雑な表情を見せた。ある知人は「冨田選手はカメラに興味がなく、盗む動機がない。彼はやっていないと信じる人も少なくない」ともらすが、「中京大時代から周囲と対立することが多く、追われるような形でアメリカに行った。トラブルメーカーという印象が強い」と話す関係者もいる。

片山雄介被告はパソコン遠隔操作事件で自作自演メールを送った罪で逮捕されるも、証拠不十分という事で一度釈放。しかし、新たに見つかった証拠により再逮捕され世間を騒がせた。
國田弁護士の発言は当時の片山被告の弁護士の二の舞を避けたい意向が見え隠れするようにもみえるが・・・

[ライター:電化清貧]

John Garema

John Garema