5日放送回の平均視聴率が、放送開始以来最高となる
24.4%を記録

視聴率20%超えと好調をキープしているNHKの連続テレビ小説「マッサン」の5日放送回の平均視聴率が、放送開始以来最高となる24.4%を記録したことが分かった。「マッサン」は1月30日放送回で最高視聴率だった23.6%(同)を記録したばかりで、週の平均最高視聴率も更新する可能性も出てきた。

「マッサン」の週間平均視聴率は、第8週で19.3%と2013年度前半の「あまちゃん」以来の20%割れとなり、以降も4週連続で大台割れが続いていたが、第12週で20%台に回復。第14週からは3週連続でアップしており、北海道編に突入した前週の第16週から好調をキープ。そして、先週放送された第17週「負うた子に教えられる」(1月26~31日放送)の週間平均視聴率が21.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)で、週間視聴率で過去最高を記録したばかりだった。

マッサンの5日放送回は、政春(玉山さん)とともに働く俊夫(八嶋智人さん)とハナ(小池栄子さん)の結婚が決まり、政春が鴨居(堤真一さん)の息子・英一郎(浅香航大さん)の死を知る……という急展開だった。

連続テレビ小説「マッサン」は話題を呼ぶキャスティングが用意されている。2月9日の放送回からら無類のウイスキー好きという作家役で北大路欣也さんがサプライズ出演する。北大路欣也さん放映されている「マッサン」を見ているうちに、「たまらなくお会いしたくなった」と出演志願の動機を明かし、自らNHKに「どんな役でもいい」と直談判して実現したという経緯がある。

マッサンの撮影はあと残り3週間で終了。クランクアップとなる。成田山で行われた恒例の節分祭の会見で亀山政春役を演じる玉山鉄二さんは「ここまで無事撮影がきてるんで、残り自分を出し切って無事に終えるようにと思っている」と話し、妻であるエリー役を演じるシャーロットさんは「あと残り3週間ということで、いま以上にみなさんハードに働かれると思います。一つひとつのシーン、モーメントを大事に撮影していきたいと思っています」などと話した。

ラストスパートの入った「マッサン」。今後も目が離せないようだ。